DV、モラハラは被害者も被害にあっているとは気が付かないことが多いと思います。ではなぜ、ここ数年、DVやモラハラと騒がれるのか。その答えは簡単です。昔はDVが当たり前すぎて誰も気が付かなかった。今は「何か」おかしい、これはもしかしてモラハラ!?と考えるようになってきたからです。また、家庭内のことで他人に相談しにくい、ただの夫婦喧嘩と捉えているから表面化しにくいのだと思います。更に、モラハラ被害が長期的、継続的であるケースは、その被害すら被害者にとって「日常」となっており気が付きにくいです。
DV、モラハラ 、虐待かも!? 16のチェック項目
ドメスティックバイオレンスによくある共通点をまとめてみました。当てはまる項目が多ければ、モラハラ被害者、モラハラ加害者の可能性はあります。しかし、ご自身で思い込むのではなく専門家に相談することをオススメします。
被害者
パートナーを恐れている
パートナーの怒りを恐れて特定の話題は避ける
自分自身がおかしい、変だと思う
自分は無力と思う
自分が正しいと思うことができない(パートナーに対して)
加害者
怒鳴る
パートナーを貶める言動
友人、親族の前でパートナーを貶める言動
パートナーのせい、環境のせい、人のせいにする
パートナーを自分の所有物として扱う
セックスを強要する
感情コントロールが下手である
パートナーの自由を認めない、なかなか認めない
パートナーの持ち物を壊す、捨てる、捨てさせる
嫉妬深い、人と会う機会を与えない
お金、車などの使用制限をする
DV、モラハラについてもっと知ろう
ドメスティックバイオレンスとは
本来なら一番の安心、安全であるべき家庭内で、身体的、精神的などに行う暴力です。一言で言うと「大人のいじめ」です。大人が行う、「いじめ」なので手が込んでおり、わかりにくいです。
DV、モラハラはエスカレートする?
心の深層にある「何か」が原因でモラハラ加害行動をする場合は、エスカレートしていく可能性は高いと思います。また、モラハラ加害行動にはサイクルがあることもわかってきています。
DV、モラハラの目的とは
パートナーを支配することが目的です。加害者がいないと生活できない、生きていけないなどとパートナーを洗脳し、パートナーの自尊心を失わせます。
モラハラ加害者は人、場所を選ぶ
モラハラは「大人のいじめ」であるので、第三者には知られたくありません。だから場所を選び「いじめ」ます。それが誰も見ていない「家庭内」です。そして「いじめやすい人」を選びます。加害者の外面が良いと言われる理由かと思います。
まとめ
DV、モラルハラスメントなどは大昔からあります。根が深いです。今日、ネットやメディアで取り上げられるようになり、言葉だけが独り歩きしているように感じます。正しい知識を手に入れ、どのように対応していくか、一人ひとりが問われています。また、この記事が正解ということもありません。個々の考え方、捉え方がとても大切だと思います。この記事により、みなさんが昨日よりも良い暮らしをできる事を切に願います。