なんか他と違うような感じ?これってモラハラなん!?
ドメスティックバイオレンスなん!?
こんな疑問を解決します。
- この記事の内容
- モラハラ被害者という自覚がないのはなぜ?
- モラハラが子供に与える影響とは?
- モラハラ夫の共通点とは?
モラハラ夫には同じような特徴があるみたい!
世界的に見ても共通するところがあるんだって。
この記事ではドメスティックバイオレンスやモラルハラスメントのことを定義していません。
ドメスティックバイオレンスやモラルハラスメントを、ひとくくりに「モラハラ」と記載しています。
また理解しやすいように、モラハラ加害者を「夫」被害者を「妻」と想定して記事を書いています。
では詳しくみていきましょう(^o^)
モラハラを受けている自覚がない被害者
人は本能的に「嫌なこと」から目を背けます。
そのため「愛する人からモラハラを受けている」「自分がモラハラ被害者」ということを考えないようにしているようです。
モラハラ被害者の主な考え
- 悪いのは自分だと思っている
- もともと、愛し合って結婚しているので、パートナーのことが好き
- モラハラ夫がダメな自分を正してくれていると思っている
- モラハラされていると認めたくない
- 嫌なこととは、向き合いたくない
- 自分が変われば相手も変わるかもしれないと思っている
- そもそもDVにはサイクルがあり、わかりにくい
私の妻の場合は、ドメスティックバイオレンスのチラシを見て、全て自分に当てはまったことから気がついたようです。
モラハラ被害者だと気がつくためには、周りから助言されるなど、他からの介入が必要かと思います。
モラハラが子供に与える影響
両親が不仲なのは「子ども自身のせい」と考える子供もいます。そのように考えて育つと、常に他人の機嫌をとることばかりを考えて生活しまいがちです。
両親の良くない関係を見て、子ども自身も恐怖心があります。
子供も恐怖心や不安感を感じ、安全感がないので、自分を表現することが苦手で、自尊心が低く自己肯定感が低い子供になります。
暴力を見て育つと、将来の人間関係で、暴力が選択肢の一つになります。
そのため「暴力で解決する」という選択をすることが、当たり前になる可能性もあります。
その他にも社会環境なども大きな影響を与えます。
モラハラのサイクルとは?
モラハラにはサイクルがあります。
モラハラ被害に気づきにくい原因の一つです。
主に3つの期間があり、モラハラが悪化してくると期間はどんどん短くなっていきます。
風船をイメージしてモラハラのサイクルを確認してみてください
小さなイライラを貯めています。
モラハラ夫は自身の望みがかなわないことに少しづつイライラしてます。
何日もかけて、イライラを貯めます。
イライラを貯めているので、些細なことで爆発します。
モラハラ被害者は、いつ爆発するかわからないので、常にモラハラ夫の機嫌を伺います。
爆発の方法は様々で、
- 力の暴力
- 言葉の暴力
- 意地悪をする
- 長時間の説教
などがあります。
モラハラ夫も暴力はダメだと思っている人も多くいます。
反省しますが、しばらくすると忘れて「その1」へ戻り、モラハラを繰り返します。
許してもらえたと思い込み、モラハラを繰り返します。
私の場合は、妻の態度や言動から許してもらえていると思い込み、勘違いしていました。全く許していなかったようです。
DVが被害者に与える影響は?
さまざまな影響がありますが、代表的なものを取り上げてみます。
- うつ病になる
40〜60%の被害者がうつ病、またはうつ病の症状があるようです。
- 緊張状態で気が休まらない
いつ、どこでモラハラ夫が怒りを爆発させるかわからないので常に緊張状態です。
睡眠障害などになる可能性もあります。
- 自殺願望が出てくる
DVを受けることで、自己肯定感が低くなり、自分はダメだと考えがちになります。
- 自分の子供にモラハラをする
DVのストレスから、子供へDVをしてしまう、負の連鎖もよくあります。
- PTSDになる
モラハラ夫から逃げることができても、トラウマとして残ります。
まとめ〜逃げるは解決にはならない〜
モラハラ被害者は誰にも相談できず、一人で抱え込み、とても辛いです。
モラハラ被害者はどうしようもなくなってから、はじめてモラハラ夫から別れる事を選択する人が多いです。
一方、モラハラ夫は離婚した後も何も改心せずに、新たなパートナーを見つけ、加害行動を続ける人も多くいます。
また、両親のモラハラ関係を見て育った子供も「モラハラ加害者」「モラハラ被害者」になる可能性が大いにあります。
私は、モラハラ加害者が行動を改め、負の連鎖をストップすることが必要だと考えています。
個々が改善に向けて行動し、子どもたちがDVのない世の中で暮らしていければ、良いですね(^o^)